【広島】膝の脂肪吸引|膝上のもたつき・膝周りの脂肪を医師が解説

鏡の前に座り膝上のもたつきと膝まわりのラインを確認する女性

「膝の上に乗った肉をなんとかしたい」

「膝の形がぼやけて、脚が短く見えます」

「膝だけ脂肪吸引を受けられますか」

膝について、こうしたご相談をいただきます。

膝は面積の小さい部位ですが、脚の印象を左右する部分です。膝の輪郭が見えるかどうかで、脚全体の見え方が変わります。

この記事では、膝の脂肪吸引で何ができて、何ができないのかを解説します。

この記事でわかること

✅ 膝の脂肪吸引で吸引する範囲

✅ 変えられること・変えられないこと

✅ 膝だけで受けられるか

✅ 太もも・ふくらはぎと同時に行う場合

目次

膝の脂肪吸引とは

膝まわりに蓄積した皮下脂肪を取り除き、膝の輪郭を整える施術です。

当院ではMicroAire社のPAL(パワーアシスト)を用いた吸引を行っています。

膝は「細さ」より「輪郭」の部位です

膝で気になるのは、太さそのものより形のぼやけであることが多くあります。

膝のお皿の上に脂肪が乗ると、膝の輪郭が見えなくなります。すると、脚のどこからどこまでが膝なのか分からなくなり、脚が短く見える原因になります。

膝の輪郭が見えるようになると、脚全体の印象が引き締まります。面積が小さいぶん、わずかな変化でも見え方が変わる部位です。

吸引する範囲

当院では、次の3か所を範囲としています。

膝上 — 膝のお皿の上に乗る脂肪です。膝の輪郭をぼやけさせる主な部分になります。

膝の内側 — 内側の張り出しです。ここに厚みがあると、脚がまっすぐ見えにくくなります。

膝の外側 — 外側の張り出しです。

膝の裏側は吸引しません。 皮膚が薄く、血管や神経が浅い位置を通るためです。

変えられること・変えられないこと

変えられること

皮下脂肪の量です。

膝上・膝の内側・膝の外側につまめる脂肪があれば、減らすことができます。輪郭がぼやけている原因が脂肪であれば、変化が期待できます。

変えられないこと

皮膚のゆるみは変わりません。

膝は曲げ伸ばしを繰り返す関節の上にあり、皮膚が常に伸び縮みしています。年齢とともに弾力が低下すると、膝を伸ばしたときに横向きのシワが寄るようになります。

脂肪を減らしても、このシワは改善しません。それどころか、皮膚が余ることでかえって目立つ可能性があります。

▶ 膝の脂肪吸引で皮膚はたるむ?膝上のシワとの関係を解説

骨格・脚の向きも変わりません。

O脚やX脚の傾向によって、膝の見え方は変わります。脂肪を減らしても、脚の向きそのものは変わりません。

むくみも脂肪吸引では解決しません。


膝は、脂肪吸引が向く方と向かない方がはっきり分かれる部位です。

▶ 膝の脂肪は運動で落とせる?脂肪吸引が向く人・向かない人

膝だけで受けられますか

受けられます。膝は単独のメニューとして行うことができます。

ただし、膝上の脂肪が太ももの前面から連続している場合には、膝だけを吸引すると境目が目立つことがあります。

診察では脂肪の分布を確認し、膝単独が適しているか、太ももも含めた方が自然かをご説明しています。

傷の位置

膝単独の場合、膝関節の内側と後ろ側に数ミリ程度の切開を行います。どちらも膝を曲げるとしわに隠れる位置です。

ただし、太ももとのつながりは確認します

膝上の脂肪は、太ももの前面から連続していることがあります。

太ももの前面にも厚みがある場合、膝だけを吸引すると境目が目立つことがあります。 膝は細くなったのに、その上との段差が気になる、という状態です。

診察で脂肪の分布を確認し、どこまでを範囲にするかをご説明します。

太もも・ふくらはぎと同時に行う場合

膝は、他の部位と一緒に受けられる方が多い部位です。

太ももと同時に行う場合

太ももの脂肪吸引では、鼠径部(脚の付け根)と臀溝(お尻の下)から切開を行います。

このアプローチで膝まで届くため、太ももと膝を同時に行う場合は、膝に傷を作る必要がありません。

膝上の脂肪が太ももから連続している場合、一緒に行うほうが自然なラインになります。

ふくらはぎと同時に行う場合

膝下の印象を変えたい場合、膝とふくらはぎを一緒に行うことがあります。

膝周囲からふくらはぎにかけて、脚の下半分を一続きのラインとして整える形になります。

▶ 膝・ふくらはぎの脂肪吸引|施術内容・費用・ダウンタイム

施術について

麻酔と施術時間

麻酔は静脈麻酔と局所麻酔(チュメセント麻酔)を組み合わせて行います。眠っている状態で施術を受けていただくため、施術中の痛みに配慮した環境を整えています。

施術時間は、膝単独か、太もも・ふくらはぎを同時に行うかによって異なります。

傷跡について

切開の位置は、膝を単独で行うか、太ももと同時に行うかで変わります。

傷跡は術後すぐに消えるものではなく、成熟するまでに時間がかかります。

▶ 膝の脂肪吸引の傷跡はどこ?目立つ?経過を医師が解説

ダウンタイムの概要

腫れのピークは術後2〜3日、内出血は約1〜2週間です。

拘縮は術後2週間頃から感じ始める方もいらっしゃいますが、多くは1か月前後から現れ、1〜3か月ほど続きます。

膝は曲げ伸ばしをする部位のため、術後しばらくは動作時に突っ張りを感じやすくなります。

▶ 膝の脂肪吸引のダウンタイム|歩行・仕事復帰の目安

費用について

膝の脂肪吸引の料金は、施術ページに掲載しています。

▶ 膝・ふくらはぎの脂肪吸引|施術内容・費用・ダウンタイム

よくある質問

Q. 膝だけ脂肪吸引を受けられますか?

受けられます。膝は単独のメニューとして行うことができます。

ただし、太ももの前面にも厚みがある場合、膝だけを吸引すると境目が目立つことがあります。診察で脂肪の分布を確認したうえでご説明します。

Q. 膝の裏側も吸引できますか?

膝の裏側は吸引していません。

皮膚が薄く、血管や神経が浅い位置を通る部位のためです。

Q. どれくらい細くなりますか?

膝は面積が小さいため、周径の変化は太ももほど大きくありません。

一方で、輪郭がはっきりすることで印象が変わることがあります。変化の程度については、別の記事でご説明しています。

Q. 膝のシワは改善しますか?

膝を伸ばしたときに寄る横向きのシワは、皮膚のゆるみによるものです。

脂肪を減らしても改善しないばかりか、皮膚が余ることでかえって目立つ可能性があります。

Q. 太ももと一緒に受けると傷は増えますか?

増えません。

太ももと膝を同時に行う場合、鼠径部と臀溝からのアプローチで膝まで届くため、膝に傷を作る必要がありません。

Q. 術後すぐに膝を曲げられますか?

曲げていただけます。

ただし、術後しばらくは動作時に突っ張りを感じやすくなります。無理に可動域を広げる必要はありません。

Q. 膝が太いのは骨格だと言われました

脚の向きや骨の形によって、膝の見え方は変わります。

骨格による部分は脂肪吸引では変わりません。診察で、脂肪による部分がどの程度あるかを確認します。

まとめ

膝の脂肪吸引は、膝上・膝の内側・膝の外側の皮下脂肪を取り除き、輪郭を整える施術です。膝の裏側は吸引しません。

膝で気になるのは、太さそのものより形のぼやけであることが多くあります。輪郭がはっきりすると、脚全体の見え方が変わります。

一方で、皮膚のゆるみ、骨格、むくみは脂肪吸引では変わりません。 とくに膝を伸ばしたときに寄る横向きのシワは、脂肪を減らしても改善しません。

膝は単独でも受けられますが、太ももの前面にも厚みがある場合は、境目が目立つことがあります。太ももと同時に行う場合、鼠径部と臀溝からのアプローチで膝まで届くため、膝に傷を作る必要がありません。

膝では「脂肪が原因なのか」「皮膚のゆるみが主体なのか」を見極めることが重要です。

▶ 膝・ふくらはぎの脂肪吸引|施術内容・費用・ダウンタイム

膝でお悩みの方へ

膝は、脂肪吸引が向く方と向かない方がはっきり分かれる部位です。

当院では、皮下脂肪の厚みと皮膚のゆるみの程度を確認したうえで、脂肪吸引が選択肢になるかどうかをご説明しています。皮膚のゆるみが主体と判断した場合には、その旨もお伝えします。

適応外の方に、手術はおすすめしません。

お電話でのご予約・お問い合わせ

TEL:082-298-0505

受付時間 10:00〜18:30

※カウンセリング無料

監修医師
IANA CLINIC院長 穴井元康

穴井 元康

IANA CLINIC
院長


経歴

2015年 Centre Hospitalier Universitaire Grenoble Alpes(フランス)

2016年 Mackay Memorial Hospital(台湾)

2017年 産業医科大学医学部医学科 卒業
    国立病院機構九州医療センター勤務

2019年 トヨタ自動車株式会社 専属産業医

2020年 東北大学病院、東北労災病院 整形外科勤務

2021年 都内整形外科クリニック院長

2023年 大手美容クリニック勤務

2025年 韓国 LaPrin Plastic Surgery Fellowship

2025年 IANA CLINIC開院

患者様一人ひとりのお悩みやご希望に丁寧に向き合い、

自然な仕上がりを重視した美容医療の提供に努めています。