「背中の脂肪吸引を考えていますが、範囲が分かりません」
「上と下、どちらをやればいいですか」
「両方やったほうがいいのでしょうか」
背中について、こうしたご質問をいただきます。
背中の脂肪吸引は、上部と下部に分かれています。
どちらを選ぶかによって、変わる見え方が違います。この記事では、その違いをご説明します。
この記事でわかること
✅ 上部と下部の位置の違い
✅ それぞれで変わる見え方
✅ どちらを選べばよいか
✅ 脇や腰とのつながり
背中の脂肪吸引は、上下に分かれています
| 位置 | |
|---|---|
| 上部 | 肩甲骨のまわり |
| 下部 | 下着の背面ライン周辺から、ウエスト上部まで |
気になっている見え方によって、選ぶ範囲が変わります。
上部(肩甲骨まわり)
肩甲骨の周囲にあたる範囲です。
肩甲骨まわりの輪郭
背中上部に皮下脂肪の厚みがあると、肩甲骨まわりの輪郭がぼやけて見えることがあります。
脂肪の厚みが減ることで、肩甲骨周囲のラインが見えやすくなり、後ろ姿にメリハリが生まれることがあります。
ただし、肩甲骨の見え方には、骨格や筋肉の発達、姿勢も関わります。脂肪吸引によって肩甲骨を浮き出させることを目的とするものではありません。
後ろから見た厚みに関わります
上部は、後ろ姿の上半分のシルエットに関わる範囲です。
肩から背中にかけてのラインが変わるため、Tシャツやニットなど、体に沿う服のシルエットに影響します。
肩から背中へのつながり
上部の脂肪は、肩の後方から肩甲骨まわりへ続くラインに関わります。
ただし、首そのものや肩の筋肉による盛り上がりは脂肪吸引では変わりません。診察では、どこまでが皮下脂肪による厚みかを確認します。
下部(下着の背面ライン周辺からウエスト上部)
下着の背面ライン周辺から、ウエスト上部までの範囲です。
下着の上に肉が乗る
下着のラインで段になって見えるのは、この範囲です。
このラインで皮膚と皮下脂肪が圧迫されるため、厚みが少し残るだけでも段差として目立ちます。
後ろから見たウエストライン
下部は、後ろから見たウエストラインに関わる範囲です。
この部分の厚みが減ることで、背中からウエストへ向かう曲線が見えやすくなることがあります。
ただし、正面から見たくびれには側腹部の脂肪が、後ろ姿には腰の脂肪も関わります。背中下部だけでウエストの形が決まるわけではありません。
腰へつながっています
下部の下端は、腰へ連続しています。
どちらを選べばいいですか
気になっている見え方によって決めます。
上部が向いている場合
- 肩甲骨まわりに厚みがある
- 肩甲骨周囲の輪郭をすっきり見せたい
- 後ろ姿の上半分の厚みが気になる
- 肩から背中にかけてのラインを整えたい
下部が向いている場合
- 下着のラインで段になっている
- 後ろから見たウエストのラインが出ない
- 背中からお尻まで一直線に見える
実際には診察で確認します
ご自身では背中を直接見ることができません。
鏡や写真で確認しても、厚みがどこにあるかは正確に分かりにくい部位です。診察で脂肪の分布を確認したうえでご説明します。
両方やったほうがいいですか
脂肪の分布によります。
上部と下部の皮下脂肪は連続しています。
片方だけを吸引した場合でも、上下の厚みをなだらかにつなげられれば、必ず段差が生じるわけではありません。
一方で、吸引した範囲と吸引していない範囲に大きな厚みの差が残ると、その境目が横向きの段差として見えることがあります。
また、厚みが上下どちらかに集中している方であれば、片方だけで十分な場合もあります。
範囲を決めるうえで確認するのは、上下どちらに厚みがあるか、そしてその差がどの程度かです。
脇・腰とのつながり
背中は、上下だけでなく左右にも連続しています。
脇とのつながり
背中の外側は、脇へつながっています。
脇にも厚みがある場合、背中を吸引した範囲との厚みの差が、境目として見えることがあります。
そのため、背中だけを一律に薄くするのではなく、脇へ向かって自然につながるように範囲を設計します。
▶ 脇肉の脂肪吸引|ブラからはみ出る肉を医師が解説
腰とのつながり
背中の下端は、腰へつながっています。
腰にも厚みがある場合は、背中下部から腰へ続くラインを確認します。
後ろ姿全体の変化を希望される場合には、背中だけでなく腰を含めて検討した方が自然なシルエットになることがあります。
▶ 腰の脂肪吸引|側腹部との違い・ハミ肉の原因と施術について解説
背中だけを見るのではなく、脇・腰とのつながりを含めて範囲を決めています。
よくある質問
Q. 上部と下部はどう違いますか?
上部は肩甲骨のまわり、下部は下着の背面ライン周辺からウエスト上部までです。
上部は後ろ姿の上半分の厚みと肩甲骨まわりの輪郭に、下部は下着の上の段と後ろから見たウエストラインに関わります。
Q. どちらを選べばいいですか?
気になっている見え方によって決めます。
肩甲骨まわりの厚みが気になる場合は上部、下着のラインで段になっていることが気になる場合は下部が目安になります。ただし、脂肪の分布によって適した範囲は変わるため、診察で確認します。
Q. 片方だけでも大丈夫ですか?
厚みが上下どちらかに集中している方であれば、片方だけで希望する変化が得られる場合があります。
両方に厚みがある場合でも、片方だけを吸引したから必ず段差になるわけではありません。ただし、吸引した範囲と残る範囲に大きな厚みの差ができると、境目が目立つ可能性があります。
診察では、片方だけで自然につなげられるか、上下を含めた方が希望する変化に近づくかをご説明します。
Q. 自分では背中が見えません
背中は、ご自身では直接見ることができない部位です。
鏡や写真で確認しても、厚みがどこにあるかは正確に分かりにくいため、診察で脂肪の分布を確認したうえでご説明します。
Q. 脇も一緒に吸引したほうがいいですか?
脇にも厚みがある場合、背中だけを吸引すると境目に差ができることがあります。
ただし、必ず一緒に行う必要があるわけではありません。脂肪の分布によって判断が変わります。
Q. 肩甲骨は浮き出るようになりますか?
背中の厚みが減ることで、肩甲骨まわりの輪郭が見えやすくなることがあります。
ただし、見え方には骨格や筋肉の発達、姿勢も関わります。肩甲骨を浮き出させることを目的とした施術ではありません。
Q. 上と下、どちらが変化を実感しやすいですか?
気になっている見え方によります。
下着のラインの段は、着用時に厚みの差が強調されるため、変化を実感しやすい傾向があります。一方、肩甲骨の輪郭は、服を脱いだ状態での見え方に関わります。
まとめ
背中の脂肪吸引は、上部(肩甲骨まわり)と下部(下着の背面ライン周辺からウエスト上部)に分かれています。
上部は、肩甲骨まわりの輪郭と、後ろ姿の上半分の厚みに関わります。脂肪の厚みが減ることで、肩から肩甲骨周囲へ続くラインが見えやすくなることがあります。
下部は、下着の上に乗る段と、後ろから見たウエストラインに関わります。下着で皮膚と皮下脂肪が圧迫されるため、わずかな厚みでも段として見えます。
どちらを選ぶかは、気になっている見え方によって決めます。
上部と下部の皮下脂肪は連続しています。片方だけを吸引する場合も、上下の厚みをなだらかにつなげることが重要です。吸引した範囲と残る範囲に大きな厚みの差ができると、境目が段差として見えることがあります。
また、背中は脇と腰にも連続しています。範囲を決める際は、これらとのつながりも確認します。
▶ 背中・胸下の脂肪吸引|施術内容・費用・ダウンタイム
背中でお悩みの方へ
背中は、ご自身では見えにくい部位です。
当院では、上下どちらに厚みがあるか、そして脇や腰とどうつながっているかを確認したうえで範囲を決めています。
気になっている見え方をお聞きしたうえで、必要な範囲をご説明します。
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※カウンセリング無料

穴井 元康
IANA CLINIC
院長
経歴
2015年 Centre Hospitalier Universitaire Grenoble Alpes(フランス)
2016年 Mackay Memorial Hospital(台湾)
2017年 産業医科大学医学部医学科 卒業
国立病院機構九州医療センター勤務
2019年 トヨタ自動車株式会社 専属産業医
2020年 東北大学病院、東北労災病院 整形外科勤務
2021年 都内整形外科クリニック院長
2023年 大手美容クリニック勤務
2025年 韓国 LaPrin Plastic Surgery Fellowship
2025年 IANA CLINIC開院
患者様一人ひとりのお悩みやご希望に丁寧に向き合い、
自然な仕上がりを重視した美容医療の提供に努めています。