【広島】ふくらはぎ脂肪吸引の圧迫着はいつまで?着用期間を解説

太ももまで覆う黒い圧迫着を着用し、位置やしわを手で整える女性

「圧迫着はいつまで着けるのですか」

「きつくて眠れないときはどうすればいいですか」

「市販の着圧ソックスを足しても大丈夫ですか」

ふくらはぎの脂肪吸引を受けられる方から、こうしたご質問をいただきます。

圧迫着の管理方法を知りたい方に向けた記事です。

圧迫は、術後の過ごし方の中でも自己判断が入りやすい部分です。締めつけを強くしたほうが良いと考えて調整してしまう方や、反対に外してしまう方がいらっしゃいます。

この記事では、着用期間と着け方についてご説明します。

この記事でわかること

✅ 圧迫着の着用期間

✅ つま先まで覆う圧迫着を使う理由

✅ 着け方で気をつけること

✅ 市販品を重ねてはいけない理由

✅ 連絡が必要な症状

目次

圧迫着はいつまで着けますか

最低1週間は、シャワーや着替えの時間を除き、就寝時を含めて24時間の着用をお願いしています。

その後は着用時間を調整しながら、術後合計4〜6週間を目安に継続していただきます。

時期着用
術後〜1週間シャワー・着替えを除き、就寝時を含めて24時間
1週間〜着用時間を調整しながら継続
術後合計4〜6週間終了の目安

ふくらはぎ・足首は腫れやむくみが長く残ることがあるため、当院ではこの期間を目安としています。これは術後管理上の目安であり、腫れの程度や皮膚の状態、圧迫着によるトラブルの有無によって調整します。

1週間を過ぎたあとの着用時間について、当院では一律の時間を定めていません。日常生活に支障のない範囲で、できるだけ長く着用していただくことをおすすめしています。

終了の時期は、経過診察の際にご案内します。症状がないのに自己判断で中止しないでください。

なぜ圧迫が必要なのか

圧迫には、次のような目的があります。

  • 術後の腫れやむくみを軽減する
  • 吸引した部位を外側から支える
  • 術後の動作時に生じる揺れや不快感を軽減する
  • 皮下に体液がたまるのを抑える

なお、血栓症の予防では、圧迫着だけに頼るのではなく、無理のない範囲で早めに歩き始めることや、足首を動かして長時間動かない状態を避けることも重要です。

一方で、圧迫は強ければ良いというものではありません。この点は後ほどご説明します。

つま先まで覆う圧迫着を使用しています

当院では、ふくらはぎの脂肪吸引後に、つま先まで覆う形の圧迫着を使用しています。

術後は、ふくらはぎだけでなく足首や足背、足趾にもむくみが現れることがあります。そのため、圧迫する範囲の途中に強い段差ができないよう、つま先からふくらはぎまでを連続して支える形を採用しています。

ただし、必要な圧迫範囲や強さは、施術範囲や術後の腫れ方によって異なります。自己判断で形の異なる製品へ変更しないでください。

つま先まで覆うため、着用中は足先の状態が確認しにくくなります。シャワーや着替えで圧迫着を外した際には、足先の色、冷たさ、しびれ、皮膚の状態も確認してください。 着用中に足先の冷たさやしびれ、強い痛みを感じた場合は、次に外す時間まで待たずに当院へご連絡ください。

圧迫着の着け方で気をつけること

しわを作らないでください

圧迫着にしわが寄ると、その部分に圧が集中します。

しわが当たり続けると、強い圧痕、赤み、痛みや皮膚トラブルにつながることがあります。

着用したあと、しわや折れ込みがないかを手で確認してください。 足首周辺や膝裏など、曲げ伸ばしによって生地が寄りやすい部分に注意してください。

ただし、体型や圧迫着のサイズによっては、どうしても完全には伸ばしきれない部分もあります。目立つしわを無理のない範囲で整えていただき、気になる場合は当院へご相談ください。強い圧痕や赤み、痛みを伴う場合は、次回の診察を待たずにご連絡ください。

一日の中でずれてくることもあります。気づいたときに整えてください。

強く締めればよいものではありません

「しっかり圧迫したほうが効果が高い」とお考えになる方がいらっしゃいますが、そうではありません。

強すぎる圧迫は、血流を妨げる可能性があります。しびれ、痛み、足先の色調変化といった症状につながることがあります。

指示された圧迫着を、指示された形で着用してください。 自己判断で締めつけを強くしないでください。

市販品を自己判断で重ねないでください

市販の着圧ソックスやサポーターを、圧迫着の上から重ねる方がいらっしゃいます。

これは避けてください。

市販の着圧用品は、当院で使用する術後用圧迫着と同じ形状や圧設計とは限りません。重ねて着用すると、圧が過剰になったり、特定の部分に集中したりすることがあります。

圧迫の追加や変更を希望される場合は、自己判断で行わず当院へご相談ください。

着脱の際にも注意してください

無理に引っ張って着脱すると、創部に負担がかかります。

とくに術後早期は、皮膚が敏感になっています。ゆっくり、たぐり寄せるように着脱してください。

蒸れやかゆみが気になるとき

夏場や、汗をかいたあとに、蒸れやかゆみを感じる方がいらっしゃいます。

蒸れやかゆみがある場合は、シャワーや着替えの際に、圧迫着が触れている範囲の皮膚を確認してください。

汗をかいたまま着用を続けると、かぶれや皮膚トラブルにつながることがあります。皮膚と圧迫着を清潔で乾いた状態に保ってください。

赤みが広がる、湿疹や傷ができる、痛みや熱感がある、臭いや滲出液を伴う場合は、次回の診察を待たずに当院へご連絡ください。

一時的に外す時間や着用方法を変更する場合も、自己判断ではなく当院へご確認ください。

なお、洗い替えの枚数について、当院で決まった指定はしていません。ご希望があれば診察の際にご相談ください。

圧迫着による締めつけが疑われる症状

圧迫着の着用中に次の症状が現れた場合は、まず圧迫着のしわ、折れ込み、ずれや局所的な締めつけがないかを確認してください。症状が強い場合や、整えても改善しない場合は、無理に着用を続けず速やかに当院へご連絡ください。

  • 足先が白い、青白い、紫がかって見える
  • 足先の冷たさやしびれが続く
  • 圧迫部位に強い痛みがある
  • 圧迫着が触れる部分に強い赤み、水疱、傷がある
  • 圧迫着を着けてから足首を急に動かしにくくなった、または強い痛みが現れた

我慢して着用を続けないでください。

圧迫着とは別に、早めの連絡や緊急受診が必要な症状

原因がどちらによるものかを、ご自身で判断する必要はありません。次の症状がある場合も、あわせてご連絡ください。

片脚だけの急な腫れや、これまでより強くなる痛み、熱感がある場合は、早めに当院へご連絡ください。

息苦しさ、胸の痛み、動悸、意識が遠のくような症状がある場合は、肺塞栓症など緊急性の高い状態も考えられます。当院へのご連絡を待たず、救急要請または速やかに医療機関を受診してください。

よくある質問

Q. 圧迫着を外して寝てもいいですか?

最低1週間は、シャワーや着替えの時間を除き、就寝時を含めて24時間の着用をお願いしています。

その後の着用時間に一律の指定はありませんが、日常生活に支障のない範囲で、できるだけ長く着用していただくことをおすすめしています。終了の時期は経過診察の際にご案内します。

Q. きつくて眠れません

まず、圧迫着にしわや折れ込みがないか、足首や膝裏などに生地が集中していないかを確認してください。

整えても強い締めつけが続く場合や、痛み、しびれ、足先の色調変化を伴う場合は、我慢して着用を続けず当院へご連絡ください。

Q. お風呂やシャワーのときはどうしますか?

シャワーの間は外していただいてかまいません。

シャワー後は、皮膚の水分をやさしく拭き取ってから、しわを作らないように着用してください。

Q. 市販の着圧ソックスを併用してもいいですか?

自己判断での併用は避けてください。

市販の着圧用品は、当院で使用する術後用圧迫着と同じ形状や圧設計とは限りません。重ねることで圧が過剰になったり、特定の部分に集中したりすることがあります。

Q. 圧迫が足りない気がします。強くしたほうがいいですか?

強く締めればよいというものではありません。

強すぎる圧迫は血流を妨げる可能性があります。心配な点があれば、自己判断で調整せず当院へご相談ください。痛み、しびれ、足先の冷たさや色調変化を伴う場合は、予定された診察を待たずにご連絡ください。

Q. 洗い替えは必要ですか?

枚数について、当院で決まった指定はしていません。

ただし、最低1週間は24時間着用していただくため、洗濯の間に着用できるものがあると過ごしやすくなります。ご希望があれば診察の際にご相談ください。

Q. 圧迫着を着けたまま外出できますか?

できます。服の下に着用したまま過ごしていただけます。

ズボンやスカートの下に着用することを想定して、服装の準備をしておいてください。

Q. 4〜6週間より早く終わることはありますか?

腫れの程度や皮膚の状態、圧迫着によるトラブルの有無によって調整します。

終了の時期は診察の際に判断しますので、症状がないのに自己判断で中止しないでください。

まとめ

ふくらはぎの脂肪吸引後は、最低1週間、シャワーや着替えの時間を除き、就寝時を含めて24時間の圧迫着着用をお願いしています。その後は着用時間を調整しながら、術後合計4〜6週間を目安に継続していただきます。

これは当院の術後管理上の目安であり、腫れの程度や皮膚の状態、圧迫着によるトラブルの有無によって調整します。1週間を過ぎたあとの着用時間に一律の指定はありませんが、日常生活に支障のない範囲で、できるだけ長く着用していただくことをおすすめしています。

圧迫着は、つま先まで覆う形のものを使用しています。足首や足背、足趾にもむくみが現れることがあるため、範囲の途中に強い段差ができないようにしています。

着け方では、しわを作らないことが大切です。しわが寄ると、その部分だけ圧が集中します。

強く締めればよいというものではありません。強すぎる圧迫は血流を妨げる可能性があります。市販の着圧ソックスを自己判断で重ねることも避けてください。

足先の色調変化、冷たさ、しびれ、強い痛みがある場合は、しわやずれを確認したうえで、我慢して着用を続けず当院へご連絡ください。

▶ 膝・ふくらはぎの脂肪吸引|施術内容・費用・ダウンタイム

ふくらはぎでお悩みの方へ

圧迫の管理は、術後の過ごし方の中でも判断に迷いやすい部分です。

当院では、術後1週間・1か月・3か月・6か月を目安に経過を確認しています。圧迫着の着用時間や終了時期については、主に術後早期の腫れや皮膚の状態を確認しながらご説明しています。

圧迫着による痛み、しびれ、色調変化や皮膚トラブルがある場合は、予定された診察を待たずにご連絡ください。

適応外の方に、手術はおすすめしません。

ふくらはぎについてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

お電話でのご予約・お問い合わせ

TEL:082-298-0505

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※カウンセリング無料

監修医師
IANA CLINIC院長 穴井元康

穴井 元康

IANA CLINIC
院長


経歴

2015年 Centre Hospitalier Universitaire Grenoble Alpes(フランス)

2016年 Mackay Memorial Hospital(台湾)

2017年 産業医科大学医学部医学科 卒業
    国立病院機構九州医療センター勤務

2019年 トヨタ自動車株式会社 専属産業医

2020年 東北大学病院、東北労災病院 整形外科勤務

2021年 都内整形外科クリニック院長

2023年 大手美容クリニック勤務

2025年 韓国 LaPrin Plastic Surgery Fellowship

2025年 IANA CLINIC開院

患者様一人ひとりのお悩みやご希望に丁寧に向き合い、

自然な仕上がりを重視した美容医療の提供に努めています。